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手足口病とヘルパンギーナ
手足口病とヘルパンギーナは同じウイルスではありませんが、どちらも「エンテロウイルス」という同じウイルスのグループが引き起こす病気です。ウイルスの中の「型」が異なるため、症状や発疹の出る場所に違いがあります。
| 項目 | 手足口病 | ヘルパンギーナ |
|---|---|---|
| 主な原因 | コクサッキーウイルスA16型・A6型、 エンテロウイルス71型など |
コクサッキーウイルスA群など |
| 主な症状 | 軽度の発熱、手足や口の中の発疹・水泡 | 突然の高熱(39~40℃)、のどの奥の痛み |
| 発疹の場所 | 手のひら、足の裏、口に中や周囲、お尻など | のどの奥のみ(手足には出ない) |
口の中の所見だけでは、手足口病とヘルパンギーナの区別は難しく、ヘルパンギーナかなと思ってたら、翌日手や足に発疹が出てきて、手足口病だったというケースはよくあることです。
また原因となるウイルスが複数ありますので、何度もかかることがありますし、同シーズンに2度かかることもあります。
まれに、髄膜炎、心筋炎など重篤な合併症を伴うことがあります。
ホームケアについて
特別な薬でウイルスそのものを治すことはできませんが、つらい症状を和らげてあげることが大切です。
- 水分を少しずつ、こまめにとる
冷たい麦茶、イオン飲料、ゼリーなど、しみないものを選びます。熱い飲み物や、炭酸、酸っぱい飲み物はしみて痛いことがあります。 - 食べ物は、やわらかく薄味のものを
おかゆ、うどん、プリン、ヨーグルトなど、口の中にしみにくいものを与えます。辛いもの、固いものは避けましょう。 - 熱が高くてつらそうなときは
医師の指示にしたがって解熱薬を使い、涼しいお部屋で過ごしましょう。
すぐ受診・再受診してほしいサイン
次のような様子があれば、早めに医療機関に相談してください。
- 水分がとれず、半日以上おしっこが出ない
- ぐったりして元気がない、呼びかけに反応が弱い
- 高い熱が続く、いったん下がった熱が再び上がってきた
- ひきつけ(けいれん)をおこした
登園・登校のめやす
熱が下がって全身状態が良く、食事や水分がいつものようにとれるようになれば登園・可能とされれいます。