宇都宮市にある小児科クリニック

一般小児科

GENERAL

お子さまにこんな症状やお悩みはありませんか?

  • 熱がある・熱が続いている
  • お腹が痛い・下痢や嘔吐がある
  • 夜になると症状が悪化する
  • 咳や鼻水がなかなか治らない
  • 食欲がなく、元気がない
  • 保育園・幼稚園に行っても大丈夫か迷っている

症状別のホームケアと受診の目安

発熱している

発熱は「体が病原体と戦っているサイン」であり、必ずしも危険というわけではありません。「体温の数値」よりも 子どもの様子をよく観察することが大切です。
熱が高くなると、脳に悪い影響があるのではないかと心配になるかもしれませんが、高熱が脳に影響を及ぼすことはまずありません。脳に影響があるかどうかは病気の種類(髄膜炎、脳炎など)によります。

発熱時のホームケア

  • 経口補水液(OS-1など)、母乳、ミルクなど。
  • 哺乳量(食欲や水分)が少ない場合は、回数を多く与えるように。
  • 薄着にして、部屋は涼しく快適に。寒気がするときは厚着に。
  • 熱が高いときは、厚着や布団のかけすぎは逆効果
  • 元気があれば、入浴も可。
  • シャワーやぬるめのお風呂に
  • 長湯はしないように
  • 目的は「熱を下げる」より “楽にしてあげること”。
  • そこそこ元気があって、そこそこ飲み食いできてれば必要なし。
  • 高熱でも必ず使う必要はありません。特に生後6か月以下の乳児には原則必要なし。

咳がひどい

咳がひどいときのホームケア

  • 鼻水が原因で咳が出ることが少なくありません。
  • 入浴中や入浴後に鼻水を吸い取ると効果的な場合があります。
  • 室内湿度は40〜60%を目安に。
  • 加湿器・濡れタオル・お風呂の蒸気などで喉を保護。
  • たばこ、強い香り、ホコリは避ける。
  • 温かい飲み物は喉を潤し、咳を和らげることがある。
  • 少量ずつこまめに。
  • 枕を少し高くすると、後鼻漏や咳が軽くなることがある。
  • 1歳以上であれば、スプーン1さじのはちみつを飲ませると効果的な場合があります。
  • 咳がひどいときに寝る前に飲ませ、そのあとに歯磨きを忘れずに。

嘔吐がつづく

やってはいけないこと

すぐに水分を大量に飲ませる

さらに嘔吐しやすくなります。

無理に食べさせる

嘔吐した際に、誤嚥する恐れがあります。

走らせたり、動かす

吐き気が悪化するおそれがあります。

嘔吐直後は「胃を休ませる」ことが大切!

嘔吐があると、脱水や栄養不足が心配で、つい何か飲ませたり食べさせたりしたくなりますが、嘔吐直後は「胃を休めること」が大切です。
胃の動きが落ち着くまでの時間をつくるため、嘔吐後30〜60分ほどは、飲食を控えて様子をみましょう。


嘔吐が落ち着いてきたら・・・

  • おすすめの飲み物

母乳、ミルク、経口補水液(OS-1など)

  • 経口補水液の作り方

水500ml、砂糖20g、食塩1.5g 
レモンやグレープフルーツを絞ると飲みやすくなります

  • 飲ませ方のコツ

5〜10ml(スプーン1〜2杯)を10分おき
吐かなければ少しずつ量を増やす
一気に飲ませると再び吐きやすい

嘔吐が止まって数時間経ち、本人が飲食を欲しがるようであれば、様子をみながら少しずつ再開しても大丈夫です。

  • 食べやすいもの

おかゆ
うどん
バナナ
りんごのすりおろし
野菜スープ
※脂っこいもの、乳製品、生ものは避ける。

下痢が続く

下痢がつづくときのホームケア

下痢は体の水分と電解質(塩分・糖分)が失われるため、補給が重要です。

  • おすすめの飲み物

経口補水液(OS-1など))
母乳・ミルク(基本的に続けてOK)

  • 飲ませ方

少量ずつ、こまめに
一度に大量に飲ませるとお腹が動きすぎて悪化することがある

腸を休ませつつ、必要な栄養は確保します。

  • 食べやすいもの

おかゆ
うどん
バナナ
りんごのすりおろし
野菜スープ

  • 避けたいもの

脂っこいもの
乳製品(ヨーグルトは少量なら可)
生もの
冷たい飲み物

下痢が続くと肌が荒れやすいです。

  • こまめに洗い流す
  • ワセリンなどで保護
  • おむつ替えの回数を増やす

便秘が続く

子どもの便秘は、乳児から学童期まで幅広い年齢でみられる、よくあるお悩みのひとつです。
排便の回数が少ない、便が硬くて出しにくい、排便時に痛がる、トイレに行きたがらないなどの様子が続く場合、便秘の可能性があります。
特に「痛かった経験」があると、子どもは無意識にうんちを我慢してしまい、さらに便が硬くなるという悪循環に陥ることがあります。

下痢がつづくときのホームケア

十分な水分補給が大切です。

食事では、野菜・果物・海藻・いも類など、食物繊維を多く含む食品を意識して取り入れましょう。ヨーグルトなどの発酵食品も腸内環境を整える助けになります。

外遊びや散歩などの適度な運動は腸の動きを活発にします。

朝食後あるいは夕食後にトイレへ座る習慣をつけることも、排便リズムを整えるうえで効果的です。

お子さまに多い感染症

ウイルスが原因の感染症

風邪を引き起こすウイルスは200種類以上もあるといわれていますが、症状や検査で特定できるウイルスはごく一部であります。

突発性発疹

生後6か月から2歳くらいまでのお子さんがよくかかるヒトヘルペスウイルス(6型、7型)の感染症です。
突然高熱を出して3~4日続きます。
咳や鼻水はほとんど出ないが、便がゆるくなることがあります。
熱が下がるときに発疹が出ます。
熱が下がってから機嫌が悪くなることがありますが、数日で落ち着きます。

アデノウイルス感染症

39~40℃の高熱が4~5日続き、のどの痛み(咽頭炎、扁桃炎)もみられます。
目が赤くなり、目やにが出ることもあります。
下痢、吐き気を伴うこともあります。

RSウイルス

鼻水が2~3日続いた後、痰のからんだ咳、ゼイゼイ、苦しそうな呼吸になることもあります。
高熱が5日前後続くことがあります。
乳児で哺乳ができない場合や、苦しそうな呼吸の時は入院が必要になりますが、多くは外来で治療できることが多いです。

ヒトメタニューモウイルス

RSウイルスと似たような症状、経過をとります。
熱も5日前後続きます。

インフルエンザ

発症後すぐに検査した場合は、インフルエンザでも多くの場合陰性に出てしまいます。
高熱でも比較的元気が良ければ、発熱後12時間(~24時間)以上経過してからの検査が勧められています。

こんな時は、もう一度診察を
抗インフル薬を飲んでも、3日以上高熱が続くとき。
元気がなく、ぐったりしているとき。
息苦しそうなとき。
異常行動やけいれんを起こしたとき。

EBウイルス

急に高熱が出て、のどが痛くなったり、首のリンパ節が腫れたりします。
高熱は数日間、時には1週間以上も続き、全身に発疹が出たり、まぶたがむくんだりすることがあります。
肝臓の働きが悪くなることがあります。

細菌が原因の感染症

溶連菌感染症

溶連菌(溶血性連鎖球菌)という細菌が、喉に感染して起こる病気です。2〜5日ほどの潜伏期間ののち、喉の強い痛みと高い熱が現れます。
しばらくすると体や手足に細かく赤い発疹が広がり、舌の表面がイチゴのようにぶつぶつと赤くなる「イチゴ舌」がみられるのも特徴です。3歳より小さいお子さまでは、はっきりした高熱が出ないこともあります。

マイコプラズマ感染症

肺炎を引き起こす細菌のひとつで、その原因の1〜2割を占めるとされています。
幅広い年代が感染しますが、とりわけ5〜14歳のお子さまに多くみられる病気です。
37〜39度の発熱とともに咳が始まり、最初は乾いた咳から、しだいに痰のからむ咳へと変わっていきます。
この咳がしつこく、解熱したあとも3週間から1か月ほど長引くことがあるのが、マイコプラズマの厄介なところです。

その他の悩みもご相談ください

アレルギー症状が気になる

くしゃみ・鼻水・咳が続く、目や皮膚のかゆみ、食べ物や季節によって症状が出るなどの場合は、アレルギー疾患が関係している可能性があります。症状が軽く見えても、日常生活に影響が出ていることもあります。気になる症状がある場合は、当院へご相談ください。

皮膚のトラブルが続いている

湿疹がなかなか治らない、かゆみが強い、赤み・ブツブツ・カサカサが繰り返し出るなどの症状は、アレルギーが原因の場合があります。スキンケアだけでは改善しないこともあるため、症状が続く場合は、当院での診察をおすすめします。

お子さまの心や発達のことで気になることがある

落ち着きがない、集団行動が苦手、学校や園に行きづらい、気持ちの切り替えが難しいなど、お子さまの心や発達について気になることはありませんか。「どこに相談すればいいかわからない」そんなときは、子どもの心と発達相談外来へお越しください。