スタッフブログ
子どもの肥満が気になったら?
今日からできる健康的な習慣づくり
「最近、うちの子少し太ってきたかも…?」
「おやつを食べすぎていないか心配」
お子さまの体型や食事について、このように悩む保護者の方は少なくありません。
子どもの肥満は、大人のように「体重を減らす(ダイエット)」のではなく、「身長の伸びに合わせて体重の増加スピードを緩やかにし、成長とともに適正な体型を目指す」ことが基本です。
今回は、ご家庭で今日から実践できる生活習慣のポイントをご紹介します。
1. 食事の工夫:制限ではなく「整える」
無理な食事制限は成長に必要な栄養まで不足させてしまいます。まずは「食べる内容と環境」を見直してみましょう。
- ジュースやスポーツドリンクを見直す普段のお茶や水代わりに清涼飲料水や果汁ジュースを飲んでいる場合は、お茶や水に変えるだけでも余分な糖分カットにつながります。
- 「ながら食べ」をやめるテレビやスマホを見ながら食べると、満腹感を感じにくくなり食べ過ぎの原因に。食卓を囲んで楽しく会話をしながら食事をしましょう。
- 野菜・きのこ・海藻類を取り入れる食物繊維が豊富な食材は、噛む回数を増やし満腹感を得やすくします。汁物やおかずにたっぷり取り入れるのがおすすめです。
2. おやつ(間食)の考え方:「第4の食事」
子どもにとってのおやつは、3回の食事で補えない栄養を摂るための「捕食」です。
- 時間と量を決める「だらだら食べ」を防ぐため、食べる時間と「1日〇個まで」「小皿に出した分だけ」といったルールをあらかじめ決めておきましょう。
- 内容を工夫するスナック菓子や甘い洋菓子だけでなく、フルーツ、ヨーグルト、おにぎり、蒸し芋などを選択肢に入れてみてください。
3. 運動と生活リズム:日常の活動量を増やす
習い事としてスポーツを始めるのも良いですが、まずは普段の生活の中で体を動かす機会を増やすことが大切です。
- スクリーンタイム(画面を見る時間)を減らすテレビ、ゲーム、スマホの時間を制限し、外遊びや家の中で体を動かす遊びを促しましょう。
- 日常の「歩く」を増やす近所へのお買い物に一緒に歩いて行く、エレベーターではなく階段を使うなど、親子で一緒に体を動かす工夫をしてみましょう。
- 十分な睡眠をとる夜更かしは食欲を増進させるホルモンの分泌を高め、肥満のリスクを上げることが知られています。決まった時間に布団に入る習慣を整えましょう。
4. 保護者の方へのお願い:家族みんなで取り組む
子どもだけに「我慢しなさい」「運動しなさい」と伝えるのは逆効果になりやすく、傷ついてしまうこともあります。
- 家族全員で同じ生活習慣に「お父さん・お母さんも一緒にお茶にしようね」「週末は家族で公園に行こう」など、家族みんなで健康的な生活習慣づくりを楽しむ姿勢が大切です。
- 体型ではなく「行動」をほめる「野菜もしっかり食べられたね」「たくさん歩けてすごいね」といった具体的に取り組めた行動を褒めてあげてください。
気になる時は医療機関へご相談を
学校の健診で肥満の指摘を受けた場合や、 急激に体重が増えて心配な場合は、自己判断で制限せず、まずは小児科等の医療機関にご相談ください。お子さま一人ひとりの成長に合わせた無理のないアドバイスを受けることができます。
成長期のお子さまが笑顔で元気に過ごせるよう、まずは無理のない小さな一歩から始めてみましょう!